2024年10月から火災保険料が上がります。

昨今の風災などの異常気象に伴う支払保険金の増加などにより、2024年10月から火災保険の改定があります。
皆様にはご負担をおかけし申し訳ありませんが、あらかじめご了承いただければ幸いです。

2024年10月からの火災保険の改定について、どこが大きく変わるのか見ていきましょう。
大きなポイントは3点です。

1. 保険料の値上げ
2024年10月から、全国的に火災保険の保険料が平均で約13%上昇します。特に、自然災害のリスクが高い地域では、さらに大きな値上げが予想されており、一部の地域では30%以上の上昇も見込まれています。具体的には、東京での上昇率は15%に達する可能性があり、その他の都市でも同様の傾向が見られます。この背景には、近年の台風や豪雨などの自然災害の増加による保険金の支払いが増大していることが挙げられます。また、建築資材や労働費用の高騰も、保険料引き上げの要因となっています​。

2. 建物の年数と構造による変動
保険料の改定は、建物の年数や構造にも大きく影響します。古い建物や木造建築物は、火災や自然災害のリスクが高いため、保険料がより高くなる傾向にあります。逆に、新しい建物や耐火性の高い建物では、保険料の上昇幅は比較的抑えられることが予想されます。このように、保険料は個々の建物の特性に応じて細かく設定されるため、同じ地域でも建物によって保険料の差が生じることがあります​

3. 水害リスクに応じた保険料の細分化
水害に対するリスクに基づき、保険料が5つのエリアクラスに分類されることになりました。これにより、リスクが高い地域では保険料が高く設定され、リスクが低い地域では相対的に低く抑えられるようになります。この改定の目的は、地域ごとの水害リスクを反映した公平な保険料の負担を実現することです。特に、近年の豪雨や台風による水害の増加が、この改定を促進する要因となっています​

また今回は以前ご案内しておりました2024年9月で解約を行い、安い保険料で入りなおすという方法ができません。
そのため、お客様には満期になりましたら順次保険料をご案内させていただきます。